加悦鉄道60年の歩み
「SL広場」の事業主であるカヤ興産の前身は、 加悦鉄道株式会社です。 加悦鉄道は、大正14年、加悦地区8ケ村の丹後ちりめん産業を 通じた京阪地方との交流、及び村の子供たちの通学の便を図る ために、村民823名の出資により開設されました。 翌 大正15年、国鉄丹後山田駅〜加悦駅間5.7キロが開業。 この時使用されたのが2号機関車でした。 以後、ちりめん産業の隆盛に加え、昭和14年には大江山に ニッケル鉱山が発見され、鉱山土輸送のため、丹後の小さな 鉄道は活況を呈しました。 昭和20年の終戦とともに、大江山からのニッケル鉱土輸送は 停止され、戦後は次第に蒸気機関車かディーゼル機関車に 主役が代わり、昭和31年頃には5輌ほど走っていたSLも 廃車となりました。 さらに、モータリゼーションの波に押され、貨物および旅客の 鉄道利用が日に日に減少し、ついに、昭和60年4月30日の 「 さよなら列車 」運転を最後に鉄道事業を廃止しました。 こうして、地場産業である「 丹後ちりめん 」の輸送、国内重工業の 礎となる鉱土の輸送、地域の人々の通勤通学など、その時代時代の 役割を担ってきた加悦鉄道は、昭和の60年間を走りぬいた歴史の幕を 降ろしました。 なお、昭和45年より、加悦駅構内の一部において「 加悦SL広場 」を 営業しておりましたが、これを旧鉱山跡地に移転し、施設も新たに 建設。内容も大幅な充実を図って、新しい「 加悦SL広場 」として、 オープンするものです。
SL広場へのお問い合わせは、 カヤ興産株式会社
京都府与謝郡加悦町滝941-2 TEL 0772-42-3186 Fax 0772-43-0080戻 る